まるまどはお店です。
どうしてまるまどなんですか?
分かりやすくて、簡単な名前がいいと思ったんです、
「白い犬」とか
「大きな木」とか
「赤い屋根」とか
「丸窓」とか…。
丸い窓の似合いそうなピースフルな建物、
窓からあかりが見える温かい感じ、
透明なガラスがクリアに、中にも外にも開けた感じ、
窓を開けて風や香りが行き来する感じ。
「まるまど」から連想するイメージはどれもすてきだったので、実際に丸い窓があるかどうかはあんまり重要じゃありませんでした。むしろ、丸い窓を格好良くつけるのは難しい。
だから丸い窓があってもなくてもいいけど、ふたりだから作れる場所をつくりたい、その場所の名前は「まるまど」がいいということは、この日記を始める前に何となく決めていました。
どこにあるんでしょう?
ご縁があって引っ越してきた、瀬戸内海の大三島にあります。
どんなお店なんですか?
どんなお店でしょう…うーん。
まるまどに来た人が、
ほんの少し、豊かな気持ちになるものを、
天然酵母のパンで、
大三島の野菜や魚で果実で、
そんなお店に近づけるよう、歩んでいるところです。
そしていつかは、
美しい道具で、
土や水や体に優しい生活用品で、
心地よい部屋と寝具で、
島の人にも、
日本の人にも外国の人にも、
そしてわたし達自身が、
満足する時間を過ごせる場所にしたいのです。
そんなまるまど。
2018年の4月1日にオープンしました。
そうそう、
実際には、丸い窓があるんですよ。それも4つも!
まるまどのオーブンについている覗き穴が丸窓でした。
偶然。