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2016/09/26

上手に吹けたね


日曜日はみくりん誕生日。前日はプレゼントを見つけに今治に出来たイオンモールへ行ってみる。山一つ分のようなどでかさで、はあはあ言いながら歩く。非正規雇用ナンバーワンのイオン、と思いつつそれなりに楽しんですっかり夜が更けてしまった。妹からは手作りの素晴らしい布絵本が届く。イオンモールで見つけたプレゼントは「せんせい」と「ぐりとぐら」、どっちもとっても気に入ってくれて嬉しい。こまっちゃんのシフォンケーキは昨年に続き。こまっちゃんにかぶりついて食べるのを許されて(というかそう食べて欲しかったんだろう)、両手で挟んで持ち上げて、小さく噛り付いていた。その後は指先でちょこっとずつ摘んで食べていたから、かぶりつくタイプのパーソナリティではなさそう。言葉を聞いた端から口に出したり、小石を並べて小宇宙を作ったり、めくるめく変化の2歳。

2016/09/21

パァン!


こまっちゃん、秋に行うパンのイベントを企画している。着々と進めている計画とそのおこぼれに預かるみくりんとともちゃん。尾道の美味しいパンたち!しかも種類もたくさん!飴色たまねぎとゴルゴンゾーラチーズのオムレツを焼いて至福の朝ごはん。ここ数週間で、「俺に似ている」人に二人も出会っているこまっちゃん、そのうちのひとりを見かけたが、確かに顔が同じ系統、お話する機会があったら似すぎて笑い出してしまいそうなくらい。そして考え方も指向も似ていると来たもんだ。いいなあ。わたしも片割れに出会わないかなあ。10人くらい。

2016/09/19

秋祭り


週末の秋祭り。台風の前で夜や昼休憩の時間に土砂降りがあったりしつつも、お獅子が一軒一軒回る時間には上がるのだから、さすが神事…。金曜日の夜、夜更かしをしていたら夜半過ぎに太鼓とかけ声が聞こえてきて、そういえば去年もそうだった、夜中の授乳中に何事かとやや恐怖しながら、太鼓の行列が夜の12時、1時、2時に集落を回るので、これは大変なことだなと驚いたのだった。こまっちゃんも2日間、朝から晩までお獅子について回って、ちゃこかん(金物)や太鼓を叩く。みくりんはご近所の方に譲って頂いたハッピが大変気に入ったよう、しかしお獅子に頭を齧られ、いつも遊んでもらうお兄ちゃんお姉ちゃんが白塗りなので恐怖で泣いていた。土日の2日間で大三島のほぼ全域で集落ごとに行われたお祭りが終わって、また時節が変わった感じ。今日は気圧の変化にすっかりノックアウトのこまっちゃんとともちゃん。

2016/09/16

過去を振り返る

photo by tomo-chan

こまっちゃんからのお土産。「何だと思う?」と聞かれて全く想像していなかった、いつか自分にプレゼントしたいと思っていたJURA!(参照:はじまりのこと) スコットランドの離島にアイラというシングルモルトウイスキーで有名な島があり、アイラから連絡船でのみ渡れるジュラという島で作っているウイスキー。大きな川くらいの海をはさんで港から見えるジュラ島は、つるんとした黄緑色のひょうたんのような山がふたつ、1軒の宿、1軒のパブ、1本の道、1軒の蒸留所、人より鹿の方が多いという島。いつか行きたい、しかも長く滞在したい…。まるまど日記を読み返していたら、まだ大三島に来る以前の「パン屋に〜ならないけど」という記述を見つける(参照:実でも生ける)。何を生業にするか全くアイデアが無かったのだ、島行きに応募した時点では。当時思い描いていた島暮らし、想像した事はだいたいその通りに、逆に当時持っていたビジョンに教わる事があったりしてちょっと面白い。ところで、JURAの5種類ある味のチャートがもはや魔法陣のようでかっこよすぎる…。

2016/09/14

宮出し


2週間前からは休み無く続いている夜のお囃子と獅子舞の練習、数日前からは島外に出ていた若者達も加わって、子供たちも活気づいているのだそう。高校までしかない大三島では、卒業すれば大抵は進学も就職も島の外へ出てしまう、でも久しぶりに会ってやっぱり太鼓が上手くて笛が上手いお兄さんお姉さん達は、子供達の心を動かすだろうなあ。土曜日の満月のお祭りの日に向けて、宮出しの儀式が始まった火曜日。真っ暗な町内を巡るお囃子と獅子を、路上で寝そうになるまでみくりんはずっと走って追いかけていた。

2016/09/10

グレイスそしてクリーム色のビール


夕飯を食べ、みくりんを寝かしつけ、二人で一仕事やっつけ、眠い目をこすりながらご褒美の一本。こまっちゃんがささやかに美味しいおつまみを用意してくれる。朝晩は随分涼しくなった大三島。日中は暑いし焼けそうな中汗だくでみくりんと散歩、この寒暖の差は初年度は体がおかしくなりそうだったけど、今年は心の準備がある分、違ったように感じる。砂漠の昼と夜みたいな、冷気に心も体もリセットされるような心地よさがあるようなないような。翌日は友人がサーブする美味しいクラフトビールを飲みに。ともちゃんは日頃家にみくりんといて、社会的な会話に非常に飢えているんだけども、それでも大人と会話しなくても、みくりんとハンモックに揺られ、座布団を模様のように並べる彼女の達成感を分かち合い、ディジリドゥを鳴らしたり、彼女の叩くジャンベの音を聞いたりしているだけで、不思議ととても満ち足りた時間だった。

2016/09/08

大雨あがる

photo by tomo-chan

今日は国体ロードレースの日。でも本当の大会ではなくリハーサル大会とのこと。見たことないような大掛かりな設営、自衛隊の車、中継モニターなど、島の起伏のある外周を車とほとんど変わらないタイムで3周するのだから同じ人間業と思えない!島内が順繰りに繰り返し通行止めになる。1年後の本大会では4周するらしい。高校生も出場していた。その選手村の売店ブースでこまっちゃんは薪窯のパンと、フォカッチャサンドを販売。ほとんど寝ずの仕込みで二人ともふらふら。それでもこまっちゃんは夜は祭りの練習に行って、太鼓を叩いて元気になって帰ってきた。祭りの太鼓の力の浄化力はすごいなあ…。そしてこまっちゃんからともちゃんへのプレゼントのワインが届く。ああ〜もっと自転車の人や自衛隊の人の肉体美をじっくり見れば良かったな〜。がしかし、何でかそういう視線では見れなかった…。

2016/09/05

秋のサーファー


台風去って散歩、暑くて水たまりが乾いている。それでも日陰に残った大きな水たまりを跳ね散らかし、一瞬のうちに長靴を脱ぎ、座り、うつ伏せ、止める間もあればこそ、ちゃぷちゃぷ水を舐めていた…。夜は祭りの練習に出かけるこまっちゃんについて獅子舞を見学。そのまま真っ暗な夜道をどんどん力づくで散歩するみくりん。夏のイベントラッシュが終わって、「ずっと一人でみくりんを見てくれたともちゃんにワインでも」「旅行でも」なんて言っていたのに、9月に入ってみると12月まで週末のない感じに。波乗りみたいに、乗ってもまたすぐ次の波が向こうの方まで続いているから、うまくバランスを取って、いつまでもクリアな気持ちを保っていたい。

2016/09/04

ポットにコーヒー

photo by tomo-chan

台風が来るので注意という事だったけど、まだ意外に晴れ、穏やか。携帯の電池パックが膨らみ過ぎて本体からはみ出しているので、いよいよ携帯ショップへ、兼、主婦オフを頂いて、ともちゃん一人尾道へ。一人でゆっくり食べて、一人でたくさん歩く。念願の、U2のソファーで雑誌をたらたら読む(参照:いんげん豆の寄せ植え)。暗くなる前に帰宅、お家のご飯が美味しい。しばらく離れていると、みくりんは全然違ったように見える。そうか、日常彼女を引きで見る事がないのだな、そして自分のペースで歩きたいように歩くだけで随分リフレッシュになるな、などと気づく。こまっちゃんとみくりんは二人でかき氷を食べたらしい、いいな…。こまっちゃんは夜の太鼓の練習で「太鼓の音で精神がリセットされる」とのこと、贅沢ね!

2016/09/03

久々のおみくじ



こまっちゃんのおもてなしご飯。友人夫婦が遊びに来てくれる。お刺身は鯛とサザエ、地エビの揚げたの、キスのフライに甘酢たまねぎを添えて、鶏と椎茸のグリル、鯛のアラのお吸い物はスダチが効いて良かった!白いご飯、デザートはイチジク。友人夫婦は久しぶりに会ったのにちっとも変わらない。弾丸だけど羨ましい旅。今夜から祭りの練習は本気モード。今まで聞こえなかった太鼓と笛がトコトコ聞こえる。竹を太鼓に、室内を屋外に、真っ暗な中頑張っている。