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2016/08/30

久々の釜焚きごはん

photo by tomo-chan

今日のみくりんはお散歩新記録。この風の感じ…日差しは焼けそうなのに冷んやりした風…そうだ、小学校の遠足の感じ。ふんだんの山の匂い、雨がたくさん降ったので、どこにいても山の中のようないい香り。夜はこまっちゃんの太鼓の練習の見学に。少年少女の太鼓(の代わりに竹を叩いて練習している)を叩く丸い背中に、なんだか胸が温かくなる。信頼感?地域の大人たちが何人も、何年も見守り続けている、それを知っていて見守られていることを受け止めている子供達の背中。祭りの儀式としての重要性とは別に、年長者と子供達が一緒に過ごす時間が保たれ続けていることの持つ意味の大きさを感じた。地域と子供達に対する、信頼感と、安心と、愛情は、どれも近いところにあったのだなあ、というような。おじいちゃんが柔らかく的確な指導をしていた。今日のデザートは梨と黒いちじく。とろりと濃厚で美味すぎる黒いちじく…フルーツ祭りの秋がやってきましたよ!

2016/08/29

雨降って晴れ、気持ちいい日


買って使われないままだったタルト型が、ついに長い眠りから覚める。地域の方が「たくさん生っているから採っていいよ」と声をかけてくださったブルーベリー、こまっちゃんはパンに使う用のジャムに、ともちゃんは初めて焼くタルトに。夏のイベントラッシュが終わってやっと平常運転に戻りつつある我が家。お店を持ったら営業日を、ウィークデイを2日、ウィークエンドを1日にしようか?などと話をする。近所の小学生のお姉ちゃんが遊びにやってきて、たくさんピアノを弾いていく。小学生のお兄ちゃんのキャッチボールに嬉々と混ざろうとするみくりん。彼らが道で遊び続けて問題の無いように、その通りの交通量が上がる可能性のある場所でお店はやるべきではないな、なども話す。

2016/08/28

帰って来た!


早朝、荷物を積み込み一人松山へ向かったこまっちゃん。今月タッグを組んで2度目の島の友人夫婦と一緒に、日本全国のクラフトビールの醸造所が集まるフェスという楽しげなイベントで出店。前日は1日に何度も天気予報を見て仕込む量を思案して、予報は曇りと雨を行ったり来たり、せっかくの恵みの雨かもしれないのに申し訳ないが明日は保って欲しい、保つかな、行けるんじゃないかな、の強気の仕込み、イベント開始後3時間で彼が用意したものは完売したという!美味しそうな出展者がたくさんいたからどうかな〜と思っていたけど、狙いが的中したみたい。帰りも眠くならずに帰ってきました。来ているお客さんたちのムードも良く、気持ちのよいフェスだったと言うから、そこはやはり愛があるからだろうな、クラフトビール愛。

うちにも青みかん


朝6時過ぎに散歩。みくりんが頑張って歩くので、ちょっと山の上のこまっちゃんがお借りしているみかんの園地まで行って、初めての摘果。摘果と言っても炭酸で割ると美味しいと聞いたので、ポシェットに入る分だけ無理矢理千切っただけ。まさに「青い」と言いたくなる、ぴかぴかの緑!ばーんとパワフルなオイルの香りのする、スダチよりも甘いような、色んな可能性を感じる味。島暮らし、ちょっと違ったな〜と思ったあれこれ。子供が自然とたくさん触れ合えると思っていたけど、マムシがいるかもしれないし、猪や野犬が通るところはマダニがいるかもしれないし、その辺の草も触ると危険らしい。山を見ながらお庭でのんびり、山の上でコーヒーを淹れたり…なども思っていたけど、蜂飛んでくるし、アブ飛んでくるし、蚊も多いし、崖あるし、あまりのんびりしない。そしてガムテープはいつでもすぐ出せるように。体を痛めると匂いで仲間が来るらしいムカデに対処するのに最高の道具であったとは。さて、二人掛かりでの準備も夜中の2時過ぎてやっと終わり、とうとうこまっちゃんは松山のイベントへ。

2016/08/22

こまつナイト

photo by toku-min

前日は料理とパンを仕込み、当日は朝2つ隣の大島の漁師さんのところへ魚を頂きに、その後パンを道の駅に卸し、そこから夕方のオープンまで再び料理の仕込み。こまっちゃんが赤ワインと白ワインにそれぞれ合わせたプレートと、こまっちゃんの食パンを厚く切ったフレンチトースト、ピザを焼きながら提供し、わたしは彼の様子や、来て下さった皆さんのこと、DJを頼まれてくれた有機農家の友人、最高の野菜を提供して下さった有機農家のご夫婦や友人家族など、知人、初めて会う方々を端で見ていて、彼らのお店の中で発している雰囲気、状態に感動して、本当に楽しく、美味しく、嬉しい気持ちでいっぱいの会だった。こういう世界を内面に持っている人なのか、素敵だなぁ!と思った。さて、今日からわたし達の住む地区では祭りの太鼓の練習が始まりました。小太鼓デビューのこまっちゃん、練習は土日を除いて毎晩行われる。今週末は愛媛の松山でイベント出店で、これで夏のイベントラッシュはひとまず区切り。

2016/08/18

晴れた日は長靴

photo by tomo-chan

今週末に行われる企画、島にあるワインバルのフードをこまっちゃんが担当するナイトは、今年出来たてのワインバルにとっても、こまっちゃんにとっても新しい試み。その試作のひよこ豆のフムスを食べながらワインの代わりにビールを飲みつつ、メニューを書いたり冊子を作ったり、廃材を組み立てたりしているともちゃん。ノコギリ持つのも久し振り。小学生の時は工作クラブだったんだけどなあ。来てくれる人たちの驚く顔が見たくて、わくわくしながら、なんだか見たことのないものを作っている。廃材、好きになりそう。先日買った初物の無花果は、「バナーネ」という品種。バナナのようなねっとり感、なんだか高級なカクテルみたいな味わい。島のご夫婦に頂いたお手製のタバスコは黄緑と赤、さっぱりした辛味で美味。

2016/08/15

赤出汁甘かった

photo by tomo-chan

こまっちゃんの快気祝いってことで、大島へお寿司を食べに…が、お盆で忙しいせいか、にぎりはやっていなかった、残念…。大島で獲れたウニのウニ丼を頂く。ともちゃんが行った事のなかった建築家の隈研吾さんによる亀老山の展望台は、1位清水寺、2位東京都庁に次ぐ行ってよかった展望台No.3の絶景ということになっているのですが、今日は、白い。瀬戸内界隈は、白っぽい日は多いです、水蒸気?湿度?トンビがたくさん展望台の周りを狩りをしながら遊んでいました、7羽くらい。

2016/08/13

ビーチ、芝、ビール


夜の海にもずんずん向かって行き、もっともっとと言われるまま3つもお好み焼きを買って、みくりんは彼女らしく夏の終わりの夜の島を楽しんでいた。隣の島の生口島の野外映画祭、サンセットに向かってのライブタイムで大三島の先輩バンドの助っ人としてともちゃんは演奏で参加。暗くなっていよいよ映画が始まる、という頃に帰ってきてしまったのだけど、大三島には無い雰囲気と変化しながらつながりを広げているこのイベントに、なんだかとても瀬戸田の良さを感じました。ちなみに家の前の海岸から対岸に見える瀬戸田。

2016/08/11

懐かしきフォー&ゴイクン

photo by tomo-chan

夜の空気が変わった、時節が変わったのだなと思う。何故だかここでは光が、フロントガラス越しの光さえ美しく、ハンドルに乗っかった自分の手が輝くのにうっとりするくらい。カフェで働く友人が、旅行先のエスニック料理を供してくれる楽しい夜。それをお金を払って皆で食べる。てくてく歩いて一人で日暮れ前の温泉へ。簡素で美しい焼杉の倉庫に、引き戸、石垣の上の民家。物がたくさんあって、選択肢がたくさんあるのは豊かなことなのだと思っていたけれど、豊かだと感じる心は満足度と比例している、満足度は心のムーヴメントと比例している、そんな気がしている今週。明後日、隣の島の映画祭で演奏するので、一人隙間時間に映画を見るのがマイブームになっている今週。こまっちゃんは熱を出しました。

2016/08/10

秋が始まっている

photo by tomo-chan

今治でのイベント出店が無事終わり、少し家も片付き、ほんの少しこまっちゃんに休養を取ってもらい、今後のいくつかのイベントに備える。雨が降らない。トンボがいくつもの種類飛んでいる。洗濯物を取り込む際、毎回、裏の山が美しくて晴れやかな気持ちになる。みくりんは体のあちこちにぷつぷつが、手足口病だったのかしら…こまっちゃんが担当した子供の会のピザ作りを欠席。でも発熱中はずっと一緒にいて、先週構ってもらえなかった分が満たされたのか、ここ数日はご機嫌でユーモアを披露してくれる。何か文節を一生懸命しゃべっているっぽい。

2016/08/06

ポップンアワー

photo by tomo-chan

今週の1週間は、続々と材料が、続々と備品が届き、日々仕込みをするこまっちゃん。今日と明日の土日、愛媛県で最大級のお祭りがあって、そこで出店する為の準備でした。ともちゃんもテントの上に掲げる大きな看板を作るべく、初めてプラ段なるものを使用。プラスチック製の段ボールだって。ともちゃんとみくりんはお留守番ですが、頼もしい島の友人夫婦とこまっちゃんで今頃今治で頑張っているはず。みくりんを連れて人ごみには行けないけれど、どんな様子かテントの中に中継カメラ付けて見てみたいなぁ…。二人の気が逸れている間に、ばっちりいたずらをして、怪我もして、そして今日のみくりんは発熱のよう。何事も無い日は、何もしていないようで、気を散じる事無くケアしているからだったんだな、と思う。